意外な研究結果
愛知県に本社を構えるヤマキ株式会社では、鰹節の「おいしさ」や「健康」を追求するために様々な研究を行っています。
平成25年10月24日から10月26日の日程で大阪国際会議場で開催された第36回日本高血圧学会において、「鰹節由来ペプチドの降圧作用」について発表しました。
(画像はヤマキ株式会社のホームページより)
だしの研究をテーマに
自社を「鰹節屋」「だし屋」と表現するヤマキ株式会社は、鰹節やだしに関する健康機能の探求をテーマにしています。
今回の研究では、一番だしを取った後の鰹節から精製された鰹節由来ペプチド(KBP)に、降圧作用があることが発見されました。
作用を調べるために腸管吸収試験を実施した結果、KBPと分離した数種の活性ペプチドが高い腸管吸収率を示しました。これにより、KBPには効率よく腸管を透過し、降圧作用があると推定されました。

ヤマキ株式会社:プレスリリース
http://www.yamaki.co.jp/press/detail?id=55