食品に不信感
市場調査を行うイプソスなどが実施したアンケート調査により、フランス人の大半が、日々口にしている食べ物に不安を感じてることがわかった。
調査によると、フランス人の62%が食品の質に関する情報が十分に提供されていないと感じているという。
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今年欧州を騒がせた馬肉混入問題の影響で、消費者が食品や食品表示に対し以前にも増して不信感を抱いているとみられている。実際に、アンケート回答者の約4分の3が、偽装表示の被害を受けることを心配していることが明らかとなっている。
70%が将来の健康食に不安
食と健康に関する項目では、「数年後、体に害のない健康的な食品が手に入らなくなる」と感じているフランス人は70%にも及んだ。一方で、「手に入る」と答えた人は4%にとどまった。
また、食品表示に関してしては、消費者協会の公表した情報を信頼すると述べた人が90%であった。
しかし、大量生産された食品の情報を信頼しないと回答した人は73%にものぼり、特に加工食品に対する不信感が浮き彫りとなった。
同調査は9月30日から10月7日に実施され、1005人がアンケートに協力した。

イプソス
http://www.ipsos.fr/フランス人の62% 食べ物に不信感 BFMTV
http://www.bfmtv.com/societe/62pour-cent