6秒に1人が死亡
今月14日に開催された世界糖尿病デーにあわせ、国際糖尿病連合(以下IDF)が、糖尿病アトラス第6版を発表した。
世界各国のデータをまとめた同アトラスによると、現在、世界の糖尿病患者数は約3億8200万人と想定される。前回の調査と比べ、各国で患者数が急増していることがわかった。
また、糖尿病を原因とした2013年の死亡者数は、510万人にのぼるとみられる。IDFによると、6秒に1人が世界のどこかで命を落としていることになるという。
2035年には5億9200万人に
糖尿病患者が特に多い年齢層は40歳から59歳で、貧しい地域で有病率が急増していることがわかっている。また、日本を含む西太平洋地域が、世界の中で最も患者数の多い地域となっている。
このまま患者数が増え続ければ、2035年までに5億9200万人、つまり10人に1人が糖尿病になると予測される。
IDFは、
健康的な食生活と運動の重要性を訴え、人々の意識を改善していく必要がある。大切なのは、健康的な生活の基礎となる環境を作り出すことだ(ouest franceより)
との見解を示している。

国際糖尿病連合
http://www.idf.org/糖尿病アトラス第6版
http://www.idf.org/diabetesatlas糖尿病が世界で増加 危険信号 ouest france
http://www.ouest-france.fr/sante-le-diabete