家庭のルールと子どもの肥満
両親のしつけと子どもの肥満が関連していることがわかった。
オーストラリアのマードック小児研究所が発表したところによると、家族間のルールが明確で、生活リズムが安定している家庭の子どもほど、BMI値が低くなることがわかった。
(画像はイメージです)
同研究は、子ども4002人とその家族の日常生活を調査。
習い事が17時から、夕飯が18時半から、就寝が21時など、規則正しい生活をおくっている子どもほど、肥満になりにくいことが明らかとなった。
研究によると、親が明確なルールを提示すること、そして、気が向いたときにルールに従うのではなく、習慣として生活に取り入れることが大切であるという。
これにより、子どもの生活リズムを整えることができる。
家族で食事を
さらに研究チームは、家族で食事をとることの重要性も指摘している。
食事をともにすることで、子どもが不健康な食生活をおくることを予防することができるほか、食事中のマナーも教えることができる。
そしてなにより、家族間のコミュニケーションを持つことができる。
子どもの肥満は、親の協力により改善することができる。子どもの生活を管理し、サポートすることが重要といえる。

マードック小児研究所
http://www.mcri.edu.au/肥満 親が厳しい家庭の子どもほどやせている TOP SANTE
http://www.topsante.com/medecine/maladies