クルミの栄養素
ナッツ類の一つであるクルミは、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB6、葉酸、マグネシウムなどビタミンやミネラルを豊富に含んだ食材として古くから親しまれてきました。
また、クルミは「ブレインフード(健脳食)」として、脳の力を高める働きがあることから、受験生や集中力を必要とする仕事に携わる人たちの間で注目されています。最新の研究により、栄養バランスのすぐれたクルミが、ブレインフードとしてだけでなく、心臓の健康にも有効であることが判明しました。
(画像はプレスリリースより)
「メタボリズム」誌に掲載されたクルミの研究結果とは
健康な男女に通常の食事の一部としてクルミを8週間摂取してもらい調べたところ、心血管疾患リスクの予測因子である脂質値に良好な変化が見られました。くるみには、心血管疾患の主要リスク因子であるLDLコレステロールと血圧を下げる効果があり、食事にくるみを取り入れることでリスクが抑制され心臓の健康に役立つことが判明しました。
これまでも、日本や中国、アメリカなど世界各国でクルミの摂取は、心臓の健康にも有効であることが示されていました。この度の集団を対象とした研究により、「毎日の食事にくるみを取り入れると心臓の健康維持になる」という考えが、正しいことが裏付けされました。
(画像はプレスリリースより)
日本において心疾患は、ガンに続く死因の第2位です。さらに、心疾患にかかる治療費として年間1兆7020億円かかっているといわれています。
心血管疾患リスクを抑制する「クルミ」は現代人の健康を支える重要な食材として注目されています。

カルフォルニアくるみ協会 プレスリリース(PR TIMES)
http://prtimes.jp