ナッツ類
ナッツ類はカロリーが高いと敬遠されていた時期もありましたが、近年大変栄養が高く健康的な食べ物だと言うことがわかって気になっている方も多いのではないのでしょうか。
(画像はイメージです)
ナッツ類に含まれる栄養分
ナッツ類が含んでいると言われている栄養分は、体にいいと言われている、オメガ3を含む不飽和脂肪酸類、抗がん作用があると言われいる抗酸化物質(ビタミンEや亜鉛、マンガン、セレニウムなど)、食物繊維、アミノ酸、コレステロールの吸収を抑えると言われている植物ステロール、アンチエイジングやその他色々なことに効果のあると言われているポリフェノールなどです。
ナッツ類と健康の関係
2012年に「Nutrition & Dietetics」に発表されたオーストラリアの報告によりますと、最近の研究では、条件にもよりますが1日に30グラム、を少なくとも週に5日以上の消費がいいと言われているそうです。この定期的なナッツ類の消費により、心臓疾患が30から50%も減ると言われています。
中性脂肪についても、1日60から70グラムの消費が総コレステロールと、いわゆる悪玉コレステロールを5から7%減らすと言われています。
食後血糖値やインシュリン抵抗性にも良い影響があると言われているので糖尿病にも悪影響は及ぼさないという報告が主力です。
体重についても、定期的に食べている方がBMIが少ないという報告があり、ナッツを適量消費したことでは体重が増えないという研究も数多く発表されています。
結論として
ナッツ類は高カロリーですので食べすぎはもちろん良くないですが、少量の摂取は大変体に良いようです。1日に適量を食事に取り入れられると良さそうですね。
編集部 C-NZ

Nutrition & Dietetics
http://onlinelibrary.wiley.com/