第35回雑穀エキスパート講座開催
一般社団法人日本雑穀協会では、第35回雑穀エキスパート講座と資格認定試験を開催する。
(画像は公式サイトより)
講座は2日間にわたって行われ、日程は2014年4月5日の13:00から17:00、4月6日の10:00から15:00。認定試験は2014年5月17日14:00から16:40に行われる。
会場は東京都中央区の製粉会館。費用は受講料31,500円、試験料10,500円の合計42,000円(消費税含む)で、インターネットまたは郵送で申し込む。定員に達し次第申し込み受付は締め切られる。
合格後は、認定料5,250円と個人会員年会費(2年分)12,000円、合計17,250円(消費税含む)が必要となる。
見直される雑穀の栄養価と利用価値
日本雑穀協会では、雑穀に関する普及、啓発活動を行っている。
同協会が定めた雑穀の定義は「日本人が主食以外に利用している穀物の総称」。キビ、アワ、ヒエ、モロコシ、ハトムギ、オオムギなどイネ科作物の他、イネ科以外のソバ、アマランサス、キノア、ゴマ、ダイズやアズキなどのマメ類、また、普段食される機会の少ない玄米や発芽玄米も広く雑穀に含めている。
雑穀にはビタミンやミネラル、抗酸化性に優れたポリフェノールが含まれており、光老化(紫外線などによる皮膚の老化)の防止や腸内環境の改善にもよいとされる。
健康志向の高まりにより、雑穀の高い栄養価や味わい方が見直されてきている今日、同協会では、雑穀の利用価値や知識を広めることによって、豊かな食生活を提案し、また、国内生産量を増やすことで食糧自給率の向上を目指している。
雑穀についての広い知識を持った人材育成
日本雑穀協会の資格制度は次のような人材育成を目的としている。
雑穀における幅広い知識や必要なスキルにより、広くそのすばらしさを伝えていくことのできる人材を育てる
雑穀の特徴を生かした商品開発やメニュー開発で活躍できる人材を育てる
雑穀のおいしい食べ方や調理方法を伝えることのできる人材を育てる
必要な知識を得たうえで、農業・流通・教育・料理などの分野で活躍できる人材を育てる
(公式サイトより引用)
同協会では、雑穀を取り扱う企業の営業、開発担当者や、調理士、管理栄養士などの食のプロフェッショナル、その他、雑穀の知識を身につけ活用し普及したいと考える人に雑穀エキスパート講座の受講を呼びかけている。

一般社団法人日本雑穀協会 講座・資格認定試験開催告知ページ
http://www.zakkoku.jp/index.php?pg=schedule