懐石料理店で頂くベジタリアンメニュー
食の多様化に伴い、日本でも菜食主義の人が楽しめるレストランやカフェなどが増えてきているようですが、欧米で盛んな文化だけあって洋食が多いのではないでしょうか。
六本木の懐石料理店「六本木 遊ヶ崎」では、和食文化のすばらしさを菜食主義の人でも楽しめるようにと、「ベジタリアン懐石料理」を1月16日から提供開始しました。
「ベジタリアン懐石料理」提供のきっかけとなったのは昨年12月のユネスコ( 国連教育科学文化機関)による「和食:日本人の伝統的な食文化」の無形文化 遺産登録で、注目の高まる和食をより多くの人に食べてほしいとの思いから企画されたということです。
(画像はプレスリリースより)
菜食主義でも安心
このメニューに使用される素材は、菜食主義の方も食べられるよう工夫がされています。
例えば、お出汁に使うのは鰹節を避け昆布を。魚を使わず野菜を使った野菜寿司など、動物の使用は避けながらも和食の良さを出せるメニューとなっています。
懐石コースの内容は粟麩の山椒焼きや刺身こんにゃくなどの「前菜」から始まり、「造り」には湯葉刺しを、「焼」にはビーガンハムソテー、「温」には旬菜タジン鍋、その後野菜寿司と季節のフルーツが続きます。
コース料金は税込み10,800円です。
今後は動物性の原材料一切不使用のビーガン(純菜食主義)メニューの開発も計画されているとのことです。
海外からの旅行者にも菜食主義の方は意外と多いもの。「ベジタリアン懐石料理」で和食の良さをしっかりと満喫してもらえそうです。

シー・エフ・ネッツ・グループ プレスリリース
http://www.value-press.com/pressrelease/120723