食生活指針
食生活の指針とは、どのような食生活が一番望ましいかということを示したものです。
(画像はイメージです)
一般的になじみが深いのは、逆三角形の食事バランスガイドではないでしょうか。
食生活の指針は、時代とともに変化しており、今もどのような食生活が望ましいのかについて、研究が進んでいます。
食生活の指針と生活の質の関係
2013年に「Journal of the Academy of Nutrition and Dietetics」に発表されたオーストラリアの研究では、食生活の質と、生活や活動の質との関係を調べたそうです。
オーストラリアのシドニーで、55才以上の約2000人以上を5~10年調査した結果、食生活指針から見た食生活のスコアと生活の質には明らかな関係があったそうです。
食生活の質が一番高かった人たちと一番低かった人たちを比べると、日常生活関連動作 、いわゆる日常の活動が侵される危険が減ったそうです。
結論として
食生活の質が高いと、生活や活動の質がよくなるのではないか、と筆者らは結論づけています。
編集部 C-NZ

Adherence to Dietary Guidelines Positively Affects Quality of Life and Functional Status of Older Adults
http://www.andjrnl.org/article/S2212-2672(13)01409-3/abstract