酸化ストレス
近年、老化や病気の原因と言われている酸化ストレスの研究は増え続けており、主にその対象は心臓系の病気と、糖尿病であることがおおいそうです。
(画像はイメージです)
2013年に「Biological Trace Element Research」に発表されたチリの研究では、メタボリックシンドロームの患者さんに対して鉄分の状態と酸化ストレスを調べたそうです。
メタボリックシンドロームと検査値
155人の45から65才までの心疾患のストレスがある大人を調査した結果、85人はメタボリックシンドロームと診断され、そう診断された人は体内の鉄分の貯蔵、酸化したLDLコレステロールなどの値や酸化ストレスが高かったそうです。
一番鉄分が多かった人たちを低い人たちと比べると3倍メタボリックシンドロームのリスクが増え、過酸化脂質の指標であるチオバルビツール酸反応性物質の検出は21倍メタボリックシンドロームのリスクが高かったとのことです。
結論として
酸化ストレスや鉄分の貯蔵量はメタボリックシンドロームと関連性があったと筆者らは結論づけています。
編集部 C-NZ

High Levels of Iron Status and Oxidative Stress in Patients with Metabolic Syndrome
http://link.springer.com/article/10.1007/s12011-012-9525-3