癌予防のガイドライン
癌を予防するガイドラインとしては、健康的なBMI、身体活動、そしてサプリメントからではなく、食物からの栄養摂取が推奨されています。
(画像はイメージです)
活動が少ない人の場合、体重増加を防ぐためにエネルギー摂取を控えたりすることもあり、栄養不足との関係が心配されるところです。
身体活動と栄養の関係
そこで2014年に「Nutrition and Cancer」に掲載されたカナダの研究では、身体活動レベルと微少栄養素の摂取について、健康な大人5333人を使って調べたそうです。
その結果、葉酸、カルシウム、ビタミンDに関しては半分以下の人しか必要所要量を満たしていませんでした。
必要所要量を満たした人の割合は、身体活動が多くなればなるほど男女とも高くなっていったとのことです。
活動度数が1.4から1.9に上がると、葉酸やビタミンCの必要所要量を満たしている男性は8%から13%、カルシウムと鉄分を満たしている女性は5%から15%増えたそうです。
結論として
筆者らは、身体活動は、今までに知られていた利点だけでなく、十分な栄養を取ることに関しても優れているかもしれない、と結論づけています。
編集部 C-NZ

Are Physical Activity Levels Linked to Nutrient Adequacy? Implications for Cancer Risk
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/