雑穀のスペシャリストによる季節ごとのレシピコンテスト
一般社団法人日本雑穀協会では、雑穀のおいしさを多くの人に伝えるため、同協会が認定する有資格者による、優れたレシピを年4回募集し、優秀賞に選ばれたレシピはサイト上にて紹介している。同協会のサイトでは2014年のコンテストのスケジュールが発表され、3月1日から春メニューの募集が開始された。
(画像は公式サイトより)
各季節の応募期間は、春メニューが3月1日から31日まで、夏メニューが6月1日から30日まで、秋メニューが9月1日から30日まで、冬メニューが12月1日から28日まで。料理部門とパン・スイーツ部門の2部門で、指定テーマに沿ったレシピを募集する。
春メニューのテーマは、料理部門が「大麦、もち麦を使った春の料理」、パン・スイーツ部門が「雑穀を使った春の和菓子」。各部門3点の季節優秀賞を選定し、受賞レシピを協会ホームページに掲載する。また、優秀賞を最も多く受賞した応募者を年間最優秀賞として表彰予定。
応募作品は、雑穀の特徴を生かしているか、おいしさを感じられるレシピや料理写真であるか、多くの方に作ってもらうことのできるメニューであるかなどの基準によって審査される。コンテストには、日本雑穀協会が認定する有資格者(雑穀エキスパート・雑穀アドバイザー・雑穀クリエイター)のみが応募できる。
受賞作レシピで、雑穀をおいしく楽しむ
現在日本雑穀協会のサイトでは、2013年の優秀賞受賞レシピが紹介されている。最新の受賞作である2013年の冬メニューでは、「雑穀とナッツの宝石テリーヌ」「高きびの松風焼き」「クリスマスni雑穀入り簡単パネトーネ」「五穀と生麩のおしるこ」など、クリスマスやお正月にぴったりのごちそうメニューや、寒い季節にうれしい、体が温まるメニューが選ばれた。
その他、春はそら豆、夏はトマト、秋はきのこや栗といった、各季節の旬の素材と雑穀を組み合わせた魅力的なメニューがそろっている。

日本雑穀協会 雑穀レシピコンテスト2014実施案内
http://www.zakkoku.jp/