GABA
ギャバはアミノ酸の一つで、神経内の情報を伝達する物質として働いており、興奮を抑えたり、気持ちを落ち着かせたりする役目があります。
(画像はイメージです)
ギャバはトマトなどの野菜に含まれており、商品として使われているギャバは発酵によって作り出されています。
ギャバの毒性
2014年に「Food and Chemical Toxicology」に発表された日本の研究では、こうしたギャバの毒性を調べるために、ラットを使って研究したそうです。
10匹ずつの雄と雌のラットに、様々な容量のギャバを13週間経口で与えた結果、死亡率などには関与していませんでした。
尿検査や血液検査、また解剖後にも特に問題も見られなかったとのことです。
雄のグループでのみ、食事量や体重に多少変化が見られましたが、臓器の重さや病理組織学的(顕微鏡検査)での問題もありませんでした。
結論として
筆者らは、これらの結果から、ギャバは安心して使っていけるのではないか、と結論づけています。
編集部 C-NZ
Subchronic toxicity evaluation of γ-minobutyric acid (GABA) in rats
http://www.sciencedirect.com/