わさび
わさびは日本原産の植物で、そのからみ成分であるアリルイソチオシアネートが細菌や癌を抑えてくれる作用や血をさらさらにしてくれる作用があるため世界で注目を浴びています。
(画像はイメージです)
ちなみにチューブ入りのわさびは、西洋のホースラディッシュから作られていることが多く、そこに緑色をつけていることがほとんどです。ホースラディッシュにもアリルイソチオシアネートが含まれています。
2013年に「advanced materials research」に発表された中国の研究では、このわさびの成分からイソチオシアネートを抽出し、その医学的価値を調べたそうです。
わさびの効果
その結果、イソチオシアネートは枝に一番多く存在し、次に根、そして葉の順番でした。アリルイソチオシアネートは、気体状をしており、葉の一番メジャーな物質だったとのことです。
肝臓癌への効果としては、90分間わさびで処置したところ、がん細胞が死ぬのを確認したそうです。
結論として
これらの結果から、わさびから抽出するイソチオシアネートは、抗癌作用があると考えられると筆者らは結論付けています。
編集部 C-NZ

Study on Extraction of Wasabi Plant Material Bio-Activity Substances and Anti-Cancer Activities
http://www.scientific.net/