薬局等で指先自己採血によるHbA1c測定、解禁へ
筑波大学大学院 内分泌代謝・糖尿病内科、矢作直也准教授がこれまで推進してきた、糖尿病の早期発見・早期治療開始に向けたプロジェクト「糖尿病診断アクセス革命」の成果などを受け、2014年3月31日から、薬局等で指先自己採血によるHbA1c測定が解禁になりました。
「糖尿病診断アクセス革命」とは?
「糖尿病診断アクセス革命」とは、糖尿病患者や糖尿病予備軍を減らすことを目的に、薬局等で手軽にHbA1c測定が行える新しい試みです。
糖尿病や糖尿病予備軍の早期発見にひと役
この新しい試みは、2010年10月の開始以来、プロジェクト参加薬局で指先HbA1c自己検査を受けた人は3014人にも上り、そのうち、糖尿病が強く疑われた人が全体の約12%、糖尿病予備軍と疑われた人は約16%と、合わせて3割近くの人が糖尿病または、糖尿病予備軍であることがわかりました。
また、この検査を受けた人のうち、44%の人が定期的な健康診断を受けておらず、この検査が糖尿病や予備群の早期発見につながりました。
編集部 つつみ さえこ

「糖尿病の早期発見・早期治療へ!自己採血検査が解禁」糖尿病診断アクセス革命事務局※共同通信PRワイヤー
http://prw.kyodonews.jp/opn/release/201403289470/「糖尿病診断 アクセス革命」矢作直也※PDF
http://a1c.umin.jp/tsak.pdf