遺伝子組み換え食品
遺伝子組み換え食品は近年、人間や動物の食べ物としてにたくさん認可されており、その危険性が懸念されています。
(画像はイメージです)
そこで2013年に「Journal of Organic Systems」に発表されたアメリカの研究では、豚に対して,遺伝子組み換えの大豆とコーンの食事を与えて,長期の毒性を調べたそうです。
168匹の豚に対して、半数に遺伝子組み換えの,半数には普通の食事を22.7週間与え、その後解剖して臓器などの状態を確認しました。
その結果、食事の摂取量、体重変化、死亡率、血液検査の結果には特に変化がありませんでした。
遺伝子組み換え食品の影響
けれども遺伝子組み換えの食事をしたグループは胃腸系と泌尿器系に変化が現れてきたとのことです。
遺伝子組み換えの食事を与えられた豚は、そうでない方に比べて子宮の重さが25%重く、重症な胃炎を発症し(遺伝子組み換えのグループは32%で,そうでない方は12%),特に雌の方が重症度が高かったそうです。
結論として
人間の胃腸系は豚と似ているため、長期間での影響を良く考え合わせてから商品にした方がいいのではないか、と筆者らは結論づけています。
編集部 C-NZ

A long-term toxicology study on pigs fed a combined genetically modified (GM) soy and GM maize diet
http://www.organic-systems.org/