「魚食文化」に関する調査を実施
日本人の食卓に欠かせない存在、魚料理。どの家庭でも一度は出されたことがあるでしょうし、もしかすると朝ごはんは毎日魚、という方もいるかもしれません。
かにの缶詰や「あけぼのさけ」缶詰などでおなじみのマルハニチロ株式会社では、そんな「魚食文化」の実態調査を3月に実施し、20歳~59歳の男女1000名からアンケート回答を得ました。
魚介類を食べる頻度や、人気の魚介類、魚介類の郷土料理などについて、調査結果が出ています。
(画像はニュースリリースより)
魚は好きですか?
まず、“どれぐらいの頻度で魚介類を食べているか”という質問では「週に2~3日」という人が48.3%で一番多く、「週に4日以上食べる」人は19.3%でした。
魚介類を食べるのは週の半分以下が大多数のようですが、「週に1回以上魚介類を食べない」人は12.5%で、多くの人が回数に関わらず週に1度以上は魚介類を口にしていることが分かりました。
人気の魚介類
それでは、魚介類を食べている人はふだんどんな種類のものを食べているのでしょうか。“ふだんよく食べる魚介類”第1位は「サケ」がダントツの72.5%でした。和にも洋にも使いやすく、臭みが少なく食べやすいところが人気の秘訣でしょうか。
その後、2位に「サバ」(56.3%)、3位に「エビ」(56.1%)、4位に「マグロ」(54.3%)と続きます。なかには高級食材である「ウニ」(8.1%)、「アワビ」(3.2%)などを「よく食べる」と挙げているうらやましいご家庭も。
地域性もあるのか、自分の家庭ではよく食べる魚が思いの外食べられていなかったりと、人それぞれ違った感想を持ちそうな興味深い調査結果でした。
どれだけ知っていますか?魚介類の郷土料理
アンケートのなかには“後世に残したい魚介類の郷土料理”という自由回答の設問もありました。
下記はランキングではありませんが、山形県の「どんがら汁」、青森県の「じゃっぱ汁」、宮崎県の「冷汁」、茨城県の「しもつかれ」、東京都の「くさや」など、他府県人からすれば名前を聞いただけでは完成図が目に浮かばないネーミングの郷土料理も、地元では愛されているようです。
様々な食べ方で楽しめる魚料理がここまで定着しているのも、四方を海に囲まれた島国日本ならではかもしれません。ぜひ残していきたい文化ですね。
(以上、調査結果はマルハニチロ調べ)

マルハニチロ株式会社ニュースリリース
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