「スローカロリープロジェクト」に賛同
天然の糖質「パラチノース」を配合したキャンデー「糖質スローキャンデー」が、このたびサクマ製菓より発売される。同商品は、三井製糖らが推進する「スローカロリープロジェクト」を背景として開発されたもの。糖質を減らしたり除いたりするのではなく、ゆっくりと摂る「糖質スロー」を前面に打ち出した商品だ。
メリットもある砂糖をスローカロリーで
1908年の完成以降、長きにわたって発売されてきた「サクマドロップス」で知られるサクマ製菓。昨今、キャンデーにおいてもノンシュガーやゼロカロリーをうたった商品が登場する中、同社では砂糖ならではの美味しさ、健康面でのメリットを打ち出すべく、三井製糖が独自技術によって工業化に成功した「パラチノース」に着目した。
パラチノースはもともと蜂蜜中に微量に含まれる天然の糖質で、小腸での分解速度は砂糖と比べ約5倍の遅さ。これに伴い、小腸全体でゆっくり消化吸収されるのが特徴だ。
このパラチノースと、それを生かした、「糖質の小腸での消化吸収速度がゆっくりである」スローカロリーの考え方を、サクマ製菓ではキャンデーに導入。食習慣改善や生活習慣対策に効果が大きいとされるスローカロリーをベースとした、砂糖を悪者にしない「糖質スローキャンデー」を作り出した。
原料と味の両面で「スロー」を実現
「糖質スローキャンデー」にはパラチノースはもちろん、食物繊維を豊富に配合。くわえて巨峰と桃、メロンと計3種のフルーツ味を採用することで、ゆっくりと味を楽しめるよう工夫されている。
これら原料と味両面の工夫により、時間をかけて糖質が摂れるよう作られているのが大きな特徴だ。さらに1粒あたりのカロリーは10kcalとなっており、カロリー計算がしやすいのもポイントとなっている。
「糖質スローキャンデー」は1袋60g入りで価格は200円(税別)。3月6日(月)より販売が開始される。
(画像はプレスリリースより)

三井製糖 プレスリリース(アットプレス)
https://www.atpress.ne.jp/news/123420