健康に良いチーズメニュー
『やせる!健康!骨じょうぶ!「和チーズ」ダイエット』が、2017年4月13日(木)に株式会社主婦の友社から発売される。
チーズはメタボ・骨粗しょう症・むし歯・サルコペニア・認知症など、近年注目を集めている優良栄養食品である。
チーズの健康効果を紹介すると共に、チーズが苦手な人でも食べられるように、日本の食材やしょうゆ・味噌などの調味料を組み合わせた「和チーズ」を提案。様々なレシピと新しい食べ方を紹介している。
チーズはダイエットにおすすめ
脂肪や糖質の代謝促進してくれるビタミンA・ビタミンB2を多く含むチーズ。ダイエット中に不足しがちのたんぱく質が豊富で、摂取量を増やすと食べ過ぎ予防効果が期待できる。
チーズと運動で、チーズの専門家である小原尚敏(おはらなおとし)さんは13kgの減量に成功。小原さん流のチーズダイエットのコツや秘訣を紹介している。
チーズの効果に目からウロコ
消化過程で分解されやすく体に蓄積されにくい乳製品の脂肪。体重100kg前後の肥満者を対象に行った米国テネシー大学ゼメル教授の試験で、カルシウムを多く取った人ほど腹囲が減るという結果が。乳製品を多くとるほど10年後の肥満リスクが減るという研究結果もある。
チーズなら少量でも高濃度にとれるカルシウムは、骨粗しょう症予防に必要な成分。カルシウムの吸収促進する物質が多く、吸収を妨げる食物繊維などの成分がない牛乳はチーズの原料だ。
世界保健機関(WHO)がむし歯予防効果を認めているチーズ。むし歯を再石灰化する働きがあるリン酸カルシウムを含み、租借することで唾液の分泌を促進すると共に、チーズのタンパク質はむし歯菌が作った酸を中和する。
老廃物アミロイドβはアルツハイマー型認知症の原因の一つで、カビ系チーズであるカマンベール・ブルーチーズなどにはアミロイドβを除去する免疫細胞(ミクログリア)を活性化させる働きがあることがキリンビールの研究でわかった。
筋肉づくりを助けるロイシンやイソロイシンなどの分岐鎖アミノ酸(BCAA)が、チーズの主要タンパク質カゼインと液体成分ホエイには豊富。チーズを食べることで75歳以上で急増しているサルコペア(筋肉減少症)予防につながる。
たんぱく質のカゼインからペプチドに、熟成する時に分解されるチーズ。血圧を下げる働きをする「降圧ペプチド」はペプチドに多く存在し、血管収縮させる物質を作る酵素(ACE)に結びつき血圧を下げると考えられている。
食後血糖値のコントロールが重要な糖尿病。乳・乳製品は大豆やトマトと並びGI値の低い食品で、食後の血糖値の上昇がゆるやか。
その他、チーズには美肌、腸内環境整備、ストレスの緩和など健康効果がいっぱいだ。
書籍情報
紹介されているのは、つまみ・みそ汁・そうざいなど新感覚の和チーズメニューや、和風チーズシュー、チーズのり巻きせんべいなどのチーズおやつのレシピ。
やせる!健康!骨じょうぶ!「和チーズ」ダイエットは2017年4月13日発売。AB判で68ページ、定価は本体780円+税となっている。
(画像はプレリリースより)

主婦の友社ホームページ
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