県民の野菜不足解消
香川県東讃保健福祉事務所は、庭で簡単にできる野菜料理を集めた「おてがる野菜料理レシピ集」を作成した。
香川県は野菜の摂取量が少なく、国民健康・栄養調査によると、男性が全国ワースト2位、女性がワースト1位という結果を残している。
また、糖尿病の死亡率や受療率も全国平均より高い状態が続いており、血圧やコレステロールの高い人も多いといわれている。
やはり、うどんだけでは人間に必要な栄養を補うことは難しいようだ。
身近な野菜で摂取量UP
野菜を食べることで、ビタミンやミネラル、食物繊維を摂取し生活習慣病の予防を行う必要がある。
このレシピでは、1日に食べる野菜の目標量を350gとし、調理方法を工夫するなどして身近な食材で簡単に、出来るだけ多くの野菜を食べられるようアイデアを詰め込んだ。
レシピ集には、タマネギを丸ごと使ったスープや、キノコと野菜を組み合わせた和え物など、身近な野菜を使ったレシピを16品掲載しており、調理方法や代替で使える野菜の紹介も掲載されている。
また、メニューに栄養成分を表示するなど健康的な食生活をサポートする同事務所管内の飲食店を「健康づくり協力店」として紹介、同飲食店ではレシピ集の配布も行っている。

香川県東讃保健福祉事務所
http://www.pref.kagawa.jp/tosanhoken/