意外と定かではない「健康食品」の定義
NTTタウンページ株式会社は、自社の蓄積する職業別電話帳データを用いたマーケティング情報提供サービスの一環として、「健康食品」の都道府県ランキングを扱ったデータを商品紹介サイト「TPDB.jp」に掲載している。
健康食品と聞いて思い浮かべるものは人それぞれのところがあるだろうが、法律上にも健康食品にはその定義が存在せず、一般的な認識で「健康の維持や促進に資する食品」とされるものが健康食品として扱われている現状がある。
食品制度上の枠組みとしては「保健機能食品」が存在するが、これは有効性と安全性が審査の上認められた「特定保健用食品」と、製造者の自己認証表示である「栄養機能食品」とに2大別される。
恵まれた土壌も背景にあり
今回TPDB.jpに示されたデータでは、人口約10万人当たりの健康食品関連事業所数登録件数が最も多いのが「沖縄県」で16.61件、2位が「福岡県」で11.02件、3位が「鹿児島県」で10.85件となっていた。
九州や沖縄地方では古来焼酎や泡盛、黒酢などの発酵食品の製造が盛んであり、伝統的な技術を受け継ぎながら食品開発に取り組むメーカーが多いことが、九州沖縄地区が健康食品関連の事業所登録件数が多い“健康食品王国”となっている由縁だともいえそうだ。
もともと九州は自然環境が豊かで、ケールや酢、海産物など健康食品に適した食材が豊富なのが影響しているようです。
(プレスリリースより引用)
(画像はプレスリリースより)

TPDB.jp
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