知られていない「野菜摂取目標量」
ファイブ・ア・デイ協会は18日、「31日」が「菜(さい)の日」として日本記念日協会の認定をうけ、記念日として登録されたことを発表した。
ファイブ・ア・デイ協会は、「1日5皿分(350g)以上の野菜と、200gの果物を食べましょう」をスローガンとし、啓発活動等を行っている一般社団法人。このスローガンに含まれる「1日5皿分(350g)以上の野菜」は、厚生労働省が定める野菜摂取目標量に相当するものだ。
同協会が昨今Webで実施した調査によると、日々の食生活で栄養バランスの偏りや野菜の摂取不足を気にする人が多い一方、この野菜摂取目標量を知らない人は全体の約半数という結果に。
また目標量の野菜を食べていないが、十分に食べていると「誤認」しているケースも全体の3割にのぼり、結果として目標量の野菜を摂取している人は全体の1割にも満たないという「野菜摂取不足」の現状が浮き彫りとなった。
月末は「カラダ決算日」 関連各社が賛同
ファイブ・ア・デイ協会ではこうした現状をうけ、31日を菜(さい)の日として制定するとともに、月末は「カラダ決算日」、との位置づけを発表。さらに消費者と食材・食品の接点となる各業界と協力し、定期的・継続的な健康喚起を図る方針を固めた。
今回明らかにされたところでは、イオンリテールや伊藤園など食品・食材・小売り関連等計34社が同協会による取り組みに賛同。これら企業は菜(さい)の日に関連し、ポップ等の掲示を売場や商品を用いて行うほか、メーカー各社と野菜摂取を啓発するイベント等の開催にも取り組む。
今後、同協会では引き続き賛同を得られる企業・団体等を募集するとともに、それぞれの地域、業態における活動の拡大にも力をいれていく考えだとしている。
(画像はプレスリリースより)

ファイブ・ア・デイ協会 プレスリリース(PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/ファイブ・ア・デイ協会
http://www.5aday.net/菜(さい)の日 特設ページ
http://www.5aday.net/sainohi/