全国の20代~50代女性を調査
糖質オフ(制限)ダイエットを実践した際、好ましい結果が得られた人は約5分の1であり、また効果は感じたものの体調不良を実感した人は約半数に上るとの調査結果を、総合マーケティング支援を行うネオマーケティングがまとめ、3月28日に発表した。
同社による調査は2016年3月7日(月)から8日(火)の2日間、アンケートサイト「アイリサーチ」の登録モニターを対象に実施。47都道府県の、20代から50代の各年代の女性10名ずつ、計1880名より回答を得た。
全体の約80%がダイエット失敗?
調査でははじめに、「糖質オフ(制限)ダイエットを行なったことがありますか。どのような食事制限をしていましたか。」との質問を行った。その結果、1日1食で糖質制限を行う「プチ糖質制限」から、全食で糖質を除く「スーパー糖質制限」までを含め、約17%の女性が糖質オフ(制限)ダイエットを実践した経験のあることが明らかとなった。
これら糖質オフ(制限)ダイエットの実践者315名に「糖質オフ(制限)ダイエットでどのような結果が得られましたか。」と尋ねたところ、「短期的に効果はあったが、リバウンドをした」「効果はなく、体重の増減はなかった」「効果がなく、かえって体重が増えた」など、効果が芳しくなかったとする回答は全体の80%近くに。逆に、「効果があり、リバウンドもしなかった」と回答したのは19.4%であった。
また、「糖質オフ(制限)ダイエットでどのような体調の変化がありましたか。」との質問には、実践者の約半分に当たる159名が回答。32.1%が「集中力がなくなった」、30.2%が「頭がぼーっとするなど、無気力になった」といった精神的な不良をうったえたのに加え、15.7%が「肌がぼろぼろになった」と回答するなど、肉体的にも不良に落ちいったケースが確認された。
糖質オフ(制限)ダイエットは慎重に!?
ネオマーケティングでは調査結果をもとに、糖質オフ(制限)ダイエットは短期的に効果を上げるうえでは有効であるとの見かたを示す一方、糖はエネルギー源として不可欠であることも踏まえ、摂取方法には慎重な検討が必要であるとしている。
なお調査ではこのほかに、経験したことのあるダイエットやダイエットがうまくいかなかった理由、ダイエット経験者が多い都道府県などについてもまとめている。これらを含む調査結果の詳細は、プレスリリースを参照のこと。
(画像はプレスリリースより)
(調査結果はネオマーケティング調べ)

ネオマーケティング プレスリリース(アイリサーチ)
https://www.i-research.jp/report/?p=4375ネオマーケティング
https://www.neo-m.jp/