2016年は「魚食」がトレンドに?
トレンド総研は22日、新たなトレンドとして注目を集める「アレンジパッツァ」について、「魚食」を軸としたレポートを発表した。
近年「熟成肉」や「肉フェス」、「ステーキハウス」といったキーワードの元、盛り上がりをみせていた「肉食」ブーム。しかし2016年に突入すると、かねての健康意識の高まりを追い風に「魚食」をめぐる動きが拡大。「魚フェス」などのイベント開催や、「熟成魚」を提供する飲食店、鮮魚売り場を強化する小売り店舗が増加しはじめるといった広がりをみせている。
またトレンド総研が20~50代の女性500名を対象に行った「魚料理」に関する調査結果によると、今より「もっと積極的に魚料理を食べたい」という人は回答者の約7割にのぼるなど、一般的な人々の間でも「魚食」に対する意識は高まりつつあるようだ。
魚料理のイメージを一新!
こうしたなかトレンド総研が注目しているのが、魚介類を水、オリーブオイル、白ワインなどとともに煮込んでつくる「アクアパッツァ」に、各自が工夫を盛り込んだ「アレンジパッツァ」だ。
これまで魚料理の定番とされていた焼き魚や煮魚、刺身といったメニューは、調理の煩わしさや生臭さ、食味などを理由に敬遠されがちであった。一方、「アレンジパッツァ」はこれら難点を解消することに成功しており、簡単に調理できるうえ味付けも自由。また塩や油を用いないレシピも存在しており、健康を意識して魚食を取り入れたい人々へ適したメニューとなっている。
なお東京都内ではすでに「トマトパッツァ」や「カチョエペペ アクアパッツァ」(カチョはチーズ、ペペはコショウの意)といった「アレンジパッツァ」を提供する店舗も姿をみせはじめているほか、トレンド総研では今後の行楽シーズンへむけ、野外で調理可能なアウトドアメニューとしても「アレンジパッツァ」が注目を集めると予測。今後あなたの周りでも、「アレンジパッツァ」を目にする機会が増えるかもしれない。
(画像はプレスリリースより)

トレンド総研 プレスリリース (ValuePress!)
https://www.value-press.com/pressrelease/161202トレンド総研
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