ビジネスパーソン男女1,000人を調査
調剤薬局を全国で展開する日本調剤はこのたび、ビジネスパーソンを対象とした企画調査「ビジネスパーソンの健康に関する意識」を実施。調査結果をまとめ、19日に公表した。
調査の対象となったのは全国のビジネスパーソン男女1,000人で、年齢は20歳~69歳。インターネットを通じて調査を実施した。
「健康に不安を感じる」が約6割!
調査の結果、ビジネスパーソンの約6割近くが「健康に不安を感じることがある」と回答。特に20代の女性では、最も高い割合となる65.0%を記録した。健康に不安を感じる要因の上位3つは、「疲れやすい」が57.7%、次いで「肩・首こりがひどい」が41.8%、そして「体がだるい、重い」が39.5%となった。
実際の健康状態に関しては、医療機関に通院している生活習慣病がある人が全体の20.2%という結果に。年代別にみた場合、女性より男性の方がより高い割合となる傾向があり、とりわけ60代では、半数が何らかの生活習慣病で通院しているという結果が得られた。
多くが気を付けている「食事の栄養バランス」
調査ではあわせて、「健康のために心がけていること」についても質問を行った。最も高い割合を記録したのは「食事の栄養バランス」で、全体の44.3%。「十分な睡眠」が38.8%で、「規則正しい生活」が34.4%でこれに続く。ただし、「特にない」という回答も一定数あり、30代男性では3割近い数字に上った。
また日ごろ健康を意識して行っているセルフチェックとしては、「体重測定」が46.3%、「体脂肪測定」が19.7%、「血圧測定」が18.3%という結果に。一方で、こちらも「特にない」という回答が全体の約4割を占めた。
日本調剤では今回の調査結果より、健康的な生活習慣については意識しつつも、実際の取り組みへ活かせていないビジネスパーソンはそれなりの数に上ると推測。服薬に関する事柄のみならず、日ごろの健康にかかる相談先としても調剤薬局を活用してほしいとしている。

日本調剤 ニュースリリース
http://www.nicho.co.jp/corporate/info/13780/