ダイエットには感情コントロールが効果的?
パリ第13大学のサンドリン・ぺノー氏の研究チームが4月10日、人の感情と食生活に関する研究結果を発表した。
ぺノー氏は、インターネット上で35641人を対象にアンケートを実施し、感情が食生活におよぼす影響を調査した。
その結果、感情をうまくコントロールできない人ほど肥満になりやすいことがわかった。精神的に不安定な状況に陥りやすい人ほど、「やけ食い」をしやすいためだ。Europe1が報じた。
女性に多い「やけ食い」
アンケートでは、「やけ食い」をしたことがあると答えた女性は半数以上にもおよび、男性(20%)をはるかに上回った。
また、現在ダイエットをおこなっている人のじつに72%が、「やけ食い」をする、またはしたことがあると回答した。なお、ダイエット未経験者に同様の質問をおこなったところ、わずか35%が「やけ食い」をしたことがあると答えている。
さらに「やけ食い」の原因となるのは、孤独感や焦燥感などの負の感情であることが明らかになっている。
ダイエット成功の秘訣は、ポジティブ志向で生きることと言えるかもしれない。

パリ第13大学 公式サイト
http://www.univ-paris13.fr/肥満 感情が重くのしかかる Europe1
http://www.europe1.fr/France/Obesite-les-emotions