食事面で従業員をサポートする「快食番人Manager」
凸版印刷株式会社と一般社団法人日本食品成分普及協会は6日、食事の面から従業員のサポートを行う法人向け健康管理サービス「快食番人Manager(かいしょくばんにんマネージャー)」を、今月中旬より本格始動させると発表した。
凸版印刷、「健康経営」支援へのアプローチ
昨今、従業員の健康保持・増進へ向けた取り組みを、長期的に見て収益の向上へつながる「投資」とみなした「健康経営」の概念が注目を集めている。
凸版印刷では、この健康経営に関する取り組みを支援するヘルスケア関連事業として、「健康経営支援ソリューション」を展開。
2015年4月からは守山敏樹教授(大阪大学保健センター、大阪大学医学部附属病院腎臓内科)の監修のもと、スマートフォン向けの食事管理アプリ「快食番人」を提供してきた経緯をもつ。
企業が従業員の糖尿病や慢性腎臓病を防ぐ時代に?
今回の「快食番人Manager」は、この「快食番人」アプリを活用する形で提供されるサービスだ。同サービスにおいては、毎日の食事内容を従業員が「快食番人」に入力し、これを企業側で確認。さらに分析と一元管理を行うことで、従業員の糖尿病や慢性腎臓病などが重症化することを未然に防ぐことが可能となる。
またサービスを通じて入手した記録内容は、食事バランスや栄養成分の摂取量ごとにグラフ・表の一覧表示やPDF出力も可能。企業側から従業員へ向けた栄養指導に反映させることができる。
さらに場合によってはサービスを介し、特定保健指導を行う管理栄養士などとのマッチングも行える仕組みだ。
凸版印刷は同サービスを2016年秋から自社にて取り入れるほか、健康経営への関心が高い企業の総務や健康保険組合など、各方面へ向けた展開を図る方針だ。
(画像はプレスリリースより)

凸版印刷株式会社、一般社団法人日本食品成分普及協会によるニュースリリース
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