種々のキャンペーンを展開
糖尿病の治療に関する理論と実際について、正しい糖尿病治療の確立とその普及をはかることを目的として設立された糖尿病治療研究会は16日、「糖をはかる日」として10月8日を日本記念日協会に登録したことを発表した。
同研究会は一般生活者や糖尿病予備群、糖尿病患者、糖尿病予備群を指導する保健指導関係者といった人々をターゲットにした啓発サイト「糖をはかる日」を開設している。
「血糖について学ぼう」「血糖値アップ・ダウンクイズ」など、気軽に参加して血糖値を正常な値に保つことの重要性と方策を共有できるキャンペーンコンテンツを展開し、各報道関係者に対しても糖尿病やその合併症について正しい理解に基づいて報道してもらうため、情報発信への協力を呼びかけている。
血糖値を抑制するには
血糖値を下げる方策としては、ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動による効果が最も強調される面もあるが、食事に関しても“腹8分目を厳守する”といった地道な取り組みを続けることが、血糖値の上昇抑制・維持に役立つといわれている。
また血糖値は血液に含まれるブドウ糖の濃度と密接な関係があるため、カロリーや脂質が多い食べ物をなるべく避け、早食いも避けるようにしつつ、玉ねぎやバナナといった血液をサラサラにする効果があるといわれる食品を積極的に摂ることが効果的といえるだろう。

糖尿病治療研究会 プレスリリース
http://prw.kyodonews.jp/prwfile/release糖をはかる日
http://www.dm-net.co.jp/10-8/