ダイエット中でも飲める酒はあるのか
ダイエットフードと呼ばれる食べ物を数あれど、食甚と一緒に飲む『お酒』に関するダイエット知識は思いのほか普及していないのが実情のようだ。
日本で酒類というと日本酒やビールのイメージが強く、酒イコールダイエットに悪いというイメージが先行しているように思えるが、真相はやや違った趣があるようなのだ。
確かに定番のビールや伝統的な日本酒もダイエット向きの飲み物とはいえない性格があるのは事実だが、例えば「ワイン」に含まれているポリフェノールは心臓病などの予防になるといわれ、巷には「ワインを飲む」というダイエット方法も存在しているくらいなのだ。
飲んで太るというメカニズムの正体
酒類で太るという印象が強いのもそもそもアルコールが筋肉を作るためのテストステロンというホルモンの分泌を抑制する効果が高いためで、一般的なワイン自体のカロリーは赤ワインが100mlで77kcalと、健常者がそこまで気にしなくても大丈夫なレベルなのである。
ただし同じワインでも注意した方が良い品種は存在しており、相当熟したブドウを使って作られる「貴腐ワイン」がそうだ。
これは糖度が他のワインよりも高く、カロリーも高めになるので気をつけたい。
また大酒飲みが肥満という印象が強いのも、一緒に食べるつまみが高カロリーな場合が多いからなので、ワインと一緒にチーズを食べるようなときでも分量を控えめにして酒そのものの味を楽しめるようにしたいものだ。

サントリー ワインスクウェア
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