ふくらはぎで、糖尿病性末梢神経障害を簡単チェック
オムロン ヘルスケア株式会社が、2014年8月25日より、ふくらはぎにあてるだけで糖尿病性末梢神経障害(以下、DPN)の程度を測定できる「神経伝導検査装置DPNチェックHDN-1000(以下HDN-1000)」を発売する。
(画像はニュースリリースより)
糖尿病患者の4割が発症するDPNとは?
DPNとは、糖尿病の3大合併症のひとつで、糖尿病患者の4割が発症するといわれている。
また、発症してもまったく自覚症状を伴わないケースも多く、治療をせずに放っておくことで、両手両足の末端神経から障害が進行し、足の潰瘍や壊疽(えそ)など重篤な事態につながるため、早期発見が重要になる。
DPNの早期発見や、糖尿病の重症化予防にも期待!
ただ、これまではDPNの正確な検査ができる施設が少なく、糖尿病治療の現場で大きな課題となっていたが、「HDN-1000」は、本体をくるぶし付近にあてて操作ボタンをクリックするだけで、誰でも簡単にDPNの程度を検査する神経伝導検査装置として、DPNの早期発見や経緯観察などはもちろん、糖尿病の重症化予防に期待される。
編集部 つつみ さえこ

日本初 ふくらはぎで糖尿病性末梢神経障害(DPN)を簡便、迅速に検査※オムロン ヘルスケア株式会社
http://www.healthcare.omron.co.jp/corp/news/2014/0818.html