睡眠不足者が多い日本人 改善のポイントにも
健康に関連したIT関連サービスを展開している株式会社ウェルビー(比木 武CEO)は、自社のHPにて「間食がやめられないことの原因に睡眠不足がある」とするトピックを掲載し、健康問題を抱える面々に睡眠習慣を見直してみることを提案している。
(スイミンネット 画像はHPより)
記事ではまず、日本人就労者の睡眠時間が先進国の中で最も短いことを、厚生労働省が運営する情報提供サイト『e-ヘルスネット』を介して紹介しているが、同サイトでは「睡眠と生活習慣病」の関連性に関する情報が提示され、国民が睡眠時間に端を発する健康問題に留意するよう促されている。
厚労省のサイトにあるように、体内時計と生活時間との間にズレが生じやすくなっている日本人は、結果として代謝効率などの悪化から生活習慣病を招きやすくなってしまうようだ。
2週間のレクチャーだけでも劇的に変化
こうした事実に対しウェルビーのトピックでは、実験によって充分な睡眠時間を確保させた被験者が日常的な摂取カロリーの抑制に成功するという研究結果が出たことを明らかにしている。
実験では、通常の日常生活の1週間にわたる記録に基づいて、その後2週間にわたって被験者に睡眠に関するアドバイスを伝授、4週目に改めて被験者の生活記録が測定され、上記の結果が得られたものだ。
特記すべきは被験者の「食事記録」で、1週目に比べて4週目の菓子などの間食量が「62%」も減退しており、総摂取カロリーも「14%」減少していることが、「睡眠改善」の結果として判明したものだ。
健康的に続けられる食生活には、「しっかりとる睡眠」が1つのカギを握っていることは確かなようだ。

ウェルビー 間食がやめられないのは睡眠不足のせい?
http://www.welby.jp/2014-08-29-newstopix/e-ヘルスネット 睡眠と生活習慣病との深い関係
http://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-02-008.htmlスイミンネット
http://www.suimin.net/