近頃隆盛する糖尿病へ新たな対抗策
ピスタチオの栄養に関する研究や製品開発などを行うアメリカピスタチオ協会(理事会会長:トーマス・ダイル)は、ペンシルバニア州立大学の研究により「ピスタチオ」の食生活への取り入れが「成人2型糖尿病」患者などへの心臓ケアに役立つ可能性があることが判明したと伝えた。
(アメリカピスタチオ協会 画像はHPより)
この事実は米国心臓協会誌オンライン版にも発表され、糖尿病以外の点では健常な被験者(2型糖尿病患者)に「ピスタチオ」を取り入れた食事を摂取してもらうと、結果として標準的な低脂肪食よりストレス反応が良好となることが示された。
さらに細かい検証結果としては、毎日の摂取カロリーのうちの20%程度を「ピスタチオ」で賄うことで、『末梢血管抵抗の減少』『心拍出量の増大』『心拍数のばらつきの改善』といった各種効果が確認され、さらに2型糖尿病患者に重要なこととして『外来収縮期血圧の低下』が見られることが分かった。
見直されるべき「中性脂肪食」の有用性
ペンシルバニア州立大学のシーラ・G・ウエスト博士らは、コレステロール高が特性の被験者を対象とした研究で同様の結果を2年前にも発表しているが、今回の2型糖尿病患者に対して行われた試験結果により「ピスタチオ」の心臓の健康への有効性がますます明らかにされたといえよう。
ウエスト博士
「ピスタチオを取り入れた中脂肪食は、2型糖尿病患者において心血管リスクを低減させるために効果的な介入となると思われます」
(プレスリリースより)
(画像はプレスリリースより)

アメリカピスタチオ協会 プレスリリース(PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000006854.htmlアメリカピスタチオ協会
http://americanpistachios.jp/