天禄(てんろく)農法
株式会社みどり共生の土壌改良材、銀河星(ぎんがのほし)を施用した水田で栽培した玄米8種類に、ヒトの免疫力を向上させる物質LPS(糖脂質)の量が白米の10~40倍も含有していることが分かった。
土壌改良材の銀河星は、田畑に土壌藍藻フォルミディウムを繁茂させ、作物の生長を促すもので、銀河星を施用し、土壌藍藻を繁茂させた農法を天禄農法と呼ばれている。
天禄農法の玄米から、最大1g中に3.58マイクログラムで、1合で537マイクログラムのLPSが摂取できる。大人が1日に摂取するLPS量は、約500マイクログラムであるため、1合で1日分摂取可能である。
(画像は株式会社みどり共生ホームページより)
銀河星が残留農薬を消す
LPS(リポポリサッカライド、糖脂質)は、健康長寿のカギを握る物質と言われ、病気から身を守る免疫細胞マクロファージを元気にする、注目の免疫活性化物質である。
自然界に広く存在しているが、農薬などにより作物中のLPSの含有量は激減する。銀河星を使用すると、残留農薬が検出されないことがわかっており、LPSの量が飛躍的に高まった理由のひとつである。
今後はLPS含量の測定だけでとどまらず、自然免疫をどのように強化するのか、マクロファージの殺菌、異物排除の能力向上等、検証を進めていくようである。

株式会社みどり共生プレスリリース
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