1,000万人に届く勢いの“糖尿病患者”
“Empower the Patients”を掲げ、患者による主体的な疾患治療をトータル的にサポートできる各種アプリを展開している株式会社ウェルビーは、運営している患者の自己管理支援のための情報サイト『Welbyボイス』において、糖尿病患者5,000名を対象に実施された【糖尿病患者リサーチ結果】を公表した。
今現在「糖尿病治療を受けている者」の数は950万人といわれ(厚生労働省調べ)、重症化のリスクも含めると糖尿病予防の社会的重要性は日増しに高まっているといえよう。
そこで今回の調査は日頃の糖尿病治療の実態を把握すべく行われ、「糖尿病治療を通して特にストレスを受けること」「食事を作る際に困窮する点」に関する質問がピックアップされている。
現代人には特に苦しい“食事制限”がやはり最大の課題か
「糖尿病治療を通して特にストレスを受けること」の設問では、実に84.6%の患者が『食事の制限』に特にストレスを感じていることが判明しており、そういった中で糖尿病患者向けの宅配食の普及率が2%程度に留まっていたことからも、患者側にもサポート側にも様々な課題が横たわっていることが伺い知れる内容であった。
「食事を作る際に困窮する点」を聞いた質問では、『カロリー・栄養素(糖質など)を計算するのが面倒』との回答が最も多かったが(44.0%)、他にも『食品の価格が高いこと』『カロリー制限の食品がおいしくないこと』といった、病気に関する知識だけでは賄いきれない問題点も円滑な糖尿病治療には存在することが、今回のウェルビーによる調査から見て取れたといえよう。
(画像はプレスリリースより)

ウェルビー プレスリリース
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