万能薬だった酒粕
酒粕は昔から料理に使われているが、「ゆる粕」は、酒粕と水を混ぜて作る、ごくシンプルなものだ。簡単に作ることができ、冷蔵庫で2週間ほど日持ちする。和・洋・中華料理のほか、デザートにも活用できる万能調味料だ。
最近の研究によると、がんの予防やコレステロール値低下、肝機能改善などの健康的な効果や、美肌を促す効果があることが判明。この酒粕効果を得るには、継続的に食べることが必要だが、粕漬か汁物、甘酒として楽しむ程度だろう。
毎日の食卓に酒粕を活用できるようにしたのが、新刊『「酒粕」で病気知らずになる ゆる粕レシピ』に登場する「ゆる粕」だ。
冷え取り効果とレジスタントプロテイン効果
酒粕には、まず強力な冷え取り効果がある。体温を上昇させ、ずっと体を温める酒粕は、体の奥から冷えを取り除く効果がある。
酒粕特有の成分、「レジスタントプロテイン」は、消化されにくいタンパク質で、油分を吸着する性質がある。このため、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす原因になる、余分な脂質やコレステロールをキャッチし、腸内で腸内環境を整える。
また、肝臓の機能強化や血圧を低下させる、ペプチドという成分があり、更にアミノ酸による美肌効果、抗ストレス効果に免疫力アップと、多くの健康効果をもつ。
30分で粕漬
調味料感覚で「ゆる粕」を加える料理のほかに、肉や魚、野菜などを漬ける粕漬レシピも紹介する。身近な道具を使い、30分程度の漬け込み時間でできる。
また、塩昆布、カレー粉、ハーブ、クリームチーズなど様々な食材を混ぜ合わせたペーストも紹介する。「ゆる粕」は、幅広く料理に取り入れることができる。
毎日続けられる
使いたいときにすぐ使え、料理にもすぐなじむ。ドリンクに混ぜて甘酒感覚で楽しむのもいいだろう。風味や旨みが加わり、おいしさがアップする。使う量も1日大さじ5杯で健康効果は高く、まさに魔法の調味料といえる。
(画像はプレスリリースより)

株式会社 池田書店のプレスリリース(@PressNews)
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