「野菜ジュース」の血糖値上昇抑制の効果を立証　カゴメ

カゴメ株式会社は「食後血糖値」と「野菜ジュース」に関するヒト試験での研究成果を発表し、「野菜ジュース」の食前飲用がメタボ抑制に効果あることを明らかにしている。

全国的に高まる生活習慣病患者およびその予備軍増加の影響もあり、高騰の一途を辿る医療費を受け、政府は「医療保険制度改革骨子」を今通常国会に提出する予定であり、これまで以上にメタボ予防に対する取り組みが本格化することが予想されている。

そのような状況の中カゴメは、一般的な野菜ジュースの飲用が食後の血糖値に与える影響を明らかにするため、城西大学との共同のもと実験を試みた。

実験は全体の糖質量を50gに統一した上で「野菜ジュースと白米」をパターンの違う摂取の仕方で健全な大学生に摂り入れてもらい、食後血糖値の変化を調べる方法で行われた。

結果、白米を食べる“30分前”に「野菜ジュース」を飲んだ場合に、ただ白米のみを食べた場合に比べ、最も食後血糖値上昇の抑制効果があることが確認された。

共同で実験を行った城西大学薬学部の金本 郁男教授はこの結果についてコメントし、「手軽に市販の野菜ジュースを飲むだけで食後血糖は改善することができる。しかし野菜ジュースありきの献立を考えるのではなく、栄養バランスの良い食事を摂ることが最も大切だ。」とメタボリックなどへの見解を述べた。

（画像はプレスリリースより）




カゴメ　プレスリリース
http://www.kagome.co.jp/company/news/2015/01

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