「地中海型療養食」を提案する医院もあるほど
スペイン・マドリッドに本部をおき、世界的なオリーブ栽培と生産の保護・開発のため1959年に設立されたインターナショナル・オリーブ・カウンシル(IOC)。
IOCはこの度、日本においてオリーブオイルの啓発キャンペーンを展開するWEBサイト「Believe in Olive Oil(オリーブオイルのちから)」に、専門家へのインタビューを掲載している。
登場しているのはオリーヴァ内科クリニック院長の横山 淳一ドクターで、代謝性疾患への治療の一環として「地中海型療養食」の食事会を医院として開催している横山ドクターならではの視点で、オリーブオイルへの愛と、その健康への有用性が説かれている。
興味深い「地中海食」「低脂肪食」「低糖質食」の検証結果
横山ドクターは「男性も女性も、世界一の長寿の方は地中海型の食事をしている」と述べ、長寿の秘訣を「パスタと野菜スープ、毎日1杯のワイン」と語った元男性世界長寿記録保持者、アントニオ・トッデさんなどを引き合いにも出した。
そしてかつて学会において持ち上がっていた「油脂の取りすぎは肥満をもたらす」という定説に、オリーブオイルだけは別物だという根拠を、「地中海食」「低脂肪食」「低糖質食」の3つを比較し、「地中海食」が継続・効果の総合性で最も秀でていた研究結果があることを示して、オリーブオイルを適切に活用した「地中海食」をダイエットに効果的なメニューとして推奨している。
(画像はBelieve in Olive Oil HPより)

インターナショナル・オリーブ・カウンシル プレスリリース(PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000014245.htmlBelieve in Olive Oil インタビュー
http://believe-oliveoil.jp/interview/detail01.html