世界文化社より4月11日刊行
世界文化社は、4月11日(木)に、精進料理のレシピ本「はじめてのおそうざい精進」を刊行した。
京都・嵯峨野の尼寺にて、600年あまり受け継がれてきたレシピが紹介されている。
精進料理は“和のヴィーガン料理”
「はじめてのおそうざい精進」は、“和のヴィーガン料理”とも言える精進料理の84レシピが掲載されている。
著者の西井香春氏は、元フランス料理研究家。フランスから帰国した後、京都・嵯峨野の「竹之御所」に由来する東京・小金井の尼寺「三光院」にて、「竹之御所流精進料理」を学び、現在は料理長を務めている。
「竹之御所」とは、尼門跡寺院・曇華院のこと。曇華院では、天皇家の皇女様が住職を務めており、その皇女様が召し上がる尼寺料理として代々受け継がれてきたのが「竹之御所流精進料理」である。
紹介されているレシピは、野菜や豆腐・豆を主役とした料理や、ご飯ものなど。フランス料理研究家としての、著者の経歴が生かされた料理もある。いずれも素材の持つ香り・食感・色合い・味わいを最大限に生かして作られたヘルシー料理となっている。
定価は、1,800円(税別)だ。
(画像はプレスリリースより)

世界文化社
https://www.sekaibunka.com/book/exec/cs/19309.html