間食をコントロールする研究
サンスターグループ ヘルス&ビューティーカンパニーは、肥満者の内臓脂肪低減にオリーブ葉エキスを含有した無糖チョコレートが役立つ可能性のあることを研究により明らかにした。
同社は糖尿病・肥満に玄米菜食を取り入れた食事の有用性を大学との共同研究で明らかにするなど、生活習慣病と食生活に関する研究を行っている。
今回、肥満の予防、改善に向けて「太りやすい食習慣」である間食をコントロールする研究に取り組み、間食で摂取しやすいチョコレート菓子として、オリーブの葉から抗酸化作用を示すオレウロペインを抽出・配合し、1食20グラムあたり80kcalの糖類不使用チョコレートを開発した。
内臓脂肪や体脂肪に効果
このオリーブ葉エキス配合チョコレート利用食品を肥満者28名に8週間摂取してもらったところ、内臓脂肪面積、腹部囲、体脂肪率が減少した。試験中、食事制限や運動指導を行わず、普段と変わらない生活を送ることでこの食品に効果のあることを立証した。
同社は2017年5月下旬に開催される第71回日本栄養・食糧学会大会で、今回の研究成果を発表する予定である。
(画像はプレスリリースより)

サンスターグループのプレスリリース
http://jp.sunstar.com/company/press/2017/0501.html