「ピセアタンノール」濃縮、精製に成功
森永製菓株式会社(以下、森永製菓)が、パッションフルーツの種子が持つアンチエイジング機能を有する「ピセアタンノール」に着目、種子から有効成分を取り出し、濃縮、精製することを成功した。同社は健康分野での機能性素材の研究開発を推進してきた。
(PRワイヤー/森永製菓株式会社プレスリリースより)
「パセノール(TM)。以下、パセノール」と命名され、血管の拡張作用による手足の冷え・肩こりの改善、コラーゲンの産生促進による肌荒れ予防や美白効果、自律神経機能の改善による疲労感の緩和などの効果が細胞実験や臨床試験を通し確認された。
パセノール
森永製菓は2006年から健康機能素材開発をテーマに、植物の持つアンチエイジング機能を題材に研究を開始、パッションフルーツの種子にポリフェノールの一種ピセアタンノールが非常に豊富に含まれていることを発見した。
その後、パッションフルーツの種子から抽出したエキスに健康・美容面での効果があることを解明、2012年にはその工業化に成功し、今回そのパッションフルーツの種子から抽出したエキスを、「パセノール」として命名し、発表した。
【パセノールの主な効果】
・動脈硬化状態の血管を柔軟に拡張・収縮/血流の改善(肩こり、手足の冷えに関する自覚症状の改善)
・身体の中からシミの素となるメラニン形成を抑制
・肌組織を整えるコラーゲンの産生促進/肌状態(保湿感、肌荒れ予防、美白)に関する自覚症状の改善
・自律神経機能の改善による疲労感やだるさの緩和
(PRワイヤー/森永製菓株式会社プレスリリースより)
命名には、企業理念の「おいしく たのしく すこやかに」の元に、人々がいつまでも健康でいられるように尽くしたいという情熱(Passion)が込められている。
5月に開催の「第12回 国際バイオテクノロジー展/技術会議」や「第13回 FFC国際会議」をはじめとして展示会や学会でも発表される。

森永製菓株式会社
http://www.morinaga.co.jp/company/healthcare/PRワイヤー/森永製菓株式会社プレスリリース
http://prw.kyodonews.jp/opn/release/201304241440/