「いいね!」するほど肥満?
ボストン小児病院の研究チームは、Facebookが肥満削減対策に役立つ可能性があると発表した。
同研究チームは、米雑誌PLOS ONEにて、Facebookが肥満率を割り出すためのツールになるとの調査結果を発表した。
調査によると、テレビ番組のFacebook公式ページに「いいね!」をしている人が多い地域ほど、肥満人口率が高いことがわかった。逆に、スポーツやアウトドアに多くの「いいね!」ボタンが押されている地域では、肥満者が少ないことが明らかとなった。
今後、Facebookから得られた情報が、各地域の肥満削減対策に役立つ可能性があると期待されている。
健康キャンペーンに役立てる
2012年10月、Facebookのユーザー数は10億人に達した。また2013年4月現在の日本のユーザー数は約1353万といわれており、10人に1人が同ソーシャルメディアを使用している。
Facebookは、個人や企業のコミュニケーションツールであるとともに、ユーザーの趣向や生活実態が丸裸になる場でもある。
ボストン小児病院の研究チーム責任者のJohn Brownstein氏は、どのFacebookページに「いいね!」をしているかで肥満者もしくは肥満予備軍の数を割り出し、
健康的な生活を推奨するキャンペーンに役立てることができる(TENDANCEMAGより)
と述べている。

肥満とSNSの関連性 調査レポート
http://www.plosone.org/article/infoボストン小児病院 公式サイト
http://www.childrenshospital.org/Facebookのいいね!で肥満率を割り出す TENDANCEMAG
http://www.tendancemag.com/sante/news-sante/