森永乳業の報告
森永乳業は、ビフィズス菌B-3が体重や体脂肪の蓄積を抑制、血糖値や総コレステロール値を低下させる働きなどをこれまでに報告してきました。
今回は東京医療保健大学下田妙子教授と共同で、中島内科クリニックの糖尿病患者を中心に、BMIが高い人にビフィズス菌B-3含む食品を摂取させ、体重・体脂肪・血液指標にどのような影響を及ぼすのか検討しました。
その結果、ビフィズス菌B-3を摂取したグループで、体脂肪量の減少などが認められました。
この結果を、2013年5月24日から名古屋大学にて開催される第67回日本栄養・食糧学会大会にて発表します。
肝機能にも!
今回の検討の結果では、ビフィズス菌B-3がBMIが高めの人の体脂肪量を減少させるだけではなく、肝機能の悪化を改善する働きがあると示唆されました。
さらに細胞実験では、ビフィズス菌B-3生菌・ビフィズス菌B-3の培養上清が、腸管上皮細胞にあるバリア機能を回復させることも示唆されました。
森永乳業では、健常者を用いた試験も含めて、更なる効果の検証を進め、今後の商品開発へ応用を行っていく予定です。

森永乳業株式会社:ビフィズス菌B-3による抗メタボリックシンドローム効果
http://www.morinagamilk.co.jp/corporate/release/