O157を誘発
アメリカ国立軍医館医科大学(Uniformed Services University of the Health Sciences)研究チームが
「繊維質を多く摂取する人たちがO157:H7肝炎と重症疾患を誘発する大腸菌に感染するリスクを高める」と発表した。
減らす必要はなし
この研究結果はマウス試験で明らかになったもので、繊維質をたくさん摂取したマウスらが
O157:H7を生成する
志賀毒素(shiga toxin)の腸内結合力を高める
ブチレート(butyrate)が大きく高まったという。
O157:H7の群集力が高まると、脂肪も落ち、
死亡リスクが高くなると分かった。
研究チームは
「今回の研究結果で、繊維質の摂取が大腸菌肝炎との関連性があると分かったが、繊維質を多く摂取することが脳卒中の予防リスクを低めるなど、健康に有益な面が多いので今回の研究結果だけで繊維質を減らす必要はない。(Medical Todayより)」
と強調する。
この研究結果は今月22日、
'アメリカ国立科学院報'に掲載されたものである。

'繊維質'たくさん食べると大腸菌肝炎リスク高める
http://www.mdtoday.co.kr/mdtoday/index.html?no=224