青果物は鮮度が命
世界最大のスーパーマーケットチェーン、米ウォールマートは3日、各店舗で販売される野菜と果物の鮮度をあげ、品質の向上に取り組むことを発表した。
各店舗が地元の農家と提携することにより、運送にかかるコストと時間を削減するという。これにより、新鮮な野菜や果物を低価格で販売する。
米国内にある約3400店舗が、すでに地元の農家と契約をかわしている。
ウォールマートは、健康的で新鮮な食品を提供することで、青果部門の売り上げアップを目指す。LA PRESSEが報じた。
顧客の要望から改革へ
ウォールマートは、農家との提携プログラムを発足するとともに、各支店長などを集めて、青果物の扱い方を学ぶ研修もスタートした。
米ウォールマートの食料品部門副責任者であるJack Sinclair氏によると、青果部門の改革は、より新鮮な野菜を販売してほしいという顧客の要望から生まれたという。
同社は、2011年より健康的な食材を低価格で提供してきた。今後は、地元野菜と果物を徐々に導入し、2015年12月までに2倍に増やしたいとしている。

ウォールマート 公式サイト
http://www.walmart.com/米国 ウォールマートが青果物の品質向上に着手
http://affaires.lapresse.ca/economie/commerce