昨年の飲料市場はどうだった?
総合マーケティングビジネスの株式会社富士経済は、2012年7月から28カテゴリー401品目の加工食品について、国内市場を調査。第6回目の調査が報告書にまとめられました。
トマト騒動から大躍進
注目市場として、トマト飲料が大幅な伸びを見せました。2012年は前年比170.4%で、売り上げは288億円にも上りました。
これはリコピンのダイエット効果などがメディアで取り上げられ、需要がプラスしたことからブームがスタート。売り場から消えるほどの"トマト騒動"として需要が急増しました。
健康志向の高まりもあり、食塩無添加タイプの需要が今後も増大すると考えられています。
トマト以外の飲料
トマト飲料以外では、特定保健用食品タイプの飲料がヒットしたり、花粉症・インフルエンザ対策としてドリンクヨーグルトの需要が拡大しました。
健康飲料ではは、エナジードリンクなどの食系ドリンクと豆乳類が大きく成長しています。

株式会社富士経済:調査報告
http://www.group.fuji-keizai.co.jp/