肥満は防ぐことが可能
米ニューヨーク市は10日、糖尿病による死亡者数が過去最多となったことを発表した。
ニューヨーク市によると、2011年に糖尿病が直接的もしくは間接的な要因となり死亡した人の数は5685人であることがわかった。これは同市における全死亡者数の10,8%にのぼる。
糖尿病患者が年々増加していることをうけ、市は、
糖尿病は肥満とつながっており、肥満は防ぐことができる(Boursoramaより)
とコメントし、肥満者削減に努めていくことを約束した。
成人34%が過剰体重、22%が肥満
2011年、ニューヨークの糖尿病患者数は、2002年より20万人多い65万人となった。とくに貧困層に患者が多く、女性よりも男性が病気になりやすいという。
また現在、ニューヨークの成人34%が過剰体重、22%が肥満であることがわかっている。子どもに関しては、5人に1人が肥満だ。
ニューヨーク市は増加する肥満者対策として、炭酸飲料のサイズ制限を試みていたが、今年裁判所で却下された。市は肥満防止キャンペーンを展開し、食生活を見直すよう市民に推奨していく意向だ。

ニューヨーク市 公式サイト
http://www.nyc.gov/html/index.htmlニューヨークで糖尿病による死者数が最多 Boursorama
http://www.boursorama.com/actualites/record