何でも知ってるGoogle検索
米大手Googleは5月30日、食品に関するデータを自由に探すことのできる機能をGoogle検索に追加したことを発表した。今後、1000種類以上の青果、肉、または加工食品に関するあらゆる情報を検索することができるという。
同機能では、ニンジン1本のカロリーから、じゃかいものたんぱく質の量、ドーナッツの栄養価まで、食品に関する情報を調べることができる。デスクトップおよびモバイル版の両方で利用可能だ。
なお、同サービスは、今のところ米国内のみで公開されている。
聞ける、聞こえる
今回、食品データの検索機能に使われたのが、Googleが独自に開発したナレッジグラフだ。同社のプロダクトマネージャーをつとめるIlya Mezheritsky氏によると、
ナレッジグラフにより、関連する物事を結びつけることができる。例えば、「夏かぼちゃ」と検索すると、関連食品として「ズッキーニ」が表示される。ズッキーニは夏かぼちゃの一種だからだ(Canoeより)
と説明している。
また、音声機能も充実しており、ユーザーは質問をタイプするのではなく、実際に声を発して「聞き」、その答えを「聞く」ことができるという。
Googleは、食品情報サービスを各国で提供することを目指しており、検索できる食品の種類も徐々に増やしていく予定だ。

Google 企業ページ
http://www.google.co.jp/intl/ja/about/ナレッジグラフ 公式サイト
http://www.google.com/insidesearch/features/Googleが栄養素についての機能を発表 Canoe
http://fr.canoe.ca/artdevivre/bienetre/