心臓発作の危険性は2倍
現代人は多くのストレスを抱えている。仕事、家族、金銭問題など、多くの不安要因が精神を痛めつけるだけではなく、心臓に予想以上の負担をかけることがわかった。
フランス国立保健医学研究所(以下Inserm)が27日に発表したところによると、日々ストレスにさらされている人が心臓発作に襲われる危険性が、そうでない人に比べ2倍以上高くなることが明らかとなった。
ストレスは健康の大敵。同研究所は、ストレスを感じやすい患者に注意を払うよう、医療関係者に訴えている。
ストレスに要注意
Insermは、7000人以上の参加者に日常生活とストレスに関するアンケートをとり、関係性を調査した。
すると、「ストレスを感じている」または「多大なストレスを感じている」と答えた人の心臓発作リスクが、ストレスを感じない人と比べ2.12倍になることがわかった。
研究チーム責任者であるエルマン・ノビ氏は、
参加者は自分の抱えているストレスの度合いを、極めて正確に把握していた。患者が感じる重圧は健康に影響を及ぼしており、医療関係者はこれをないがしろにしてはならない(metro newsより)
と述べ、警告を発した。

Inserm 公式サイト
http://www.inserm.fr/ストレス 注意を払うことが重要 metro news
http://www.metronews.fr/info/stress-l-importance