効果がない?
「ピュ~」と風で痛い
痛風。今年5月、ニュージーランド・オタゴ大学研究チームが
「毎日のビタミンCの摂取は、痛風の原因である高尿酸血症の治療に使用される薬物ほどは効果がない」とArthritis & Rheumatism誌に明らかにしていた。
微々たる効果
研究チームは
「ビタミンCが尿酸を低めるのに効果がないわけではないが、痛風患者の術後には非常に微々たるものだ(メディカル・トゥデイより)」
と話す。
この研究は
痛風ゆえに
アロプリノール薬物治療を受けている20名の患者と、痛風や薬物治療を受けていない20名を対象に行われたもので、その結果、薬物治療をしていようがしていなかろうが
ビタミンCを補給することで
尿酸に大きな変化はないと判明したという。
過去の研究結果で「
ビタミンCを多く摂取する人たちは痛風という関節内尿酸結晶などの関節炎の発病リスクが低い」と証明されており、
ビタミンCが小便など通して排出する
尿酸の量を増やすと分かっていた。しかし実際は
ビタミンCの摂取で痛風による痛症や浮腫みにかかり薬物治療を受けている人から
「尿酸をさらに低められるか」という研究は行われていないのだ。
研究チームは
「今回の研究結果でビタミンCが痛風患者の尿酸を大きく低めないと分かったが、今回の研究自体が小規模なので、どんな結論とするかが難しい(メディカル・トゥデイより)」
と話す。

ビタミンc、痛風治療効果なし
http://www.mdtoday.co.kr/mdtoday/index.html?no=224