値段の高騰は気になるけれど・・・
梅雨が明けた頃にやってくるのが「土曜丑の日」。今年は養殖に使う稚魚の資源枯渇のため、国産鰻の出荷量が減り、取り引き価格が過去最高になっているそうです。それでも、夏バテ防止になるという鰻。サニーヘルスが運営する、microdiet.net で、鰻の栄養価についての記事が発表されました。
鰻にはビタミンが豊富でダイエットに向いている
microdiet.netによると、鰻はもともとスタミナ食として位置づけられているだけあって栄養価が豊富。とくにビタミンが豊富に含まれており、ビタミンA、D、E、B1、B2、B6、B12、葉酸、ナイアシン、パントテン酸などが含まれ、その中でもビタミンAとB1が多く含まれているとのことです。
ビタミンB1は糖質の代謝を助け、疲労回復に役立つほか、夏の体力消耗を補う重要な栄養素で、鰻だと100gの蒲焼きで1日の必要量がまかなえてしまうとのこと。
また、ビタミンAは粘膜を潤わせ病原菌の侵入を防ぎ、皮膚の新陳代謝を促進させる働きがあるとのことで、こちらも鰻100gあたり5000IU含まれることから1日の必要量がまかなえてしまうとのことです。
鰻の油も良質で体に良い油なので、ダイエット中には摂りたいもののひとつです。ただし、鰻の唯一の弱点はビタミンCが全く含まれていないので、他の食品で補う必要があります。
このように栄養価の非常に多い鰻、やはり夏の暑さを乗り切るためには是非食べたい食品です。
またmicrodiet.netによると、2013年夏の土用丑の日は7月22日、8月3日の2回とのことです。

microdiet.net
http://microdiet.net/diet/000362.html